ビークル(Vehicle)というのは、英語では、「媒体」とか「乗り物」という意味ですが、不動産等の資産の証券化の際に使用される際には、証券発行体となる器のことを指します。 また、このビークルは、SPV(Special Purpose Vehicle)と表記されることもあります。
ビークルには、次のような形態があります。 ■SPC等の会社形態 ■特定目的信託 ■民法上の任意組合などの組合形態 ■商法上の匿名組合...など
ビークル(Vehicle)は、不動産等の資産の証券化においては、証券発行体となる器のことを指します。 投資家は、ビークルを介して証券化対象資産と結び付けられます。 これにより、投資家は、証券化対象資産から得られるキャッシュフロー等を得ることができます。 ちなみに、ビークルは、オリジネーター(原資産保有者)が倒産した場合でも、その影響を受けない倒産隔離の仕組みを組成するために利用されます。