買取型と保証型どちらが有利かについて
フラット35には買取型と保証型の2つがあるわけですが、どちらを利用した方がよいのかについては、年収や頭金、利用する場面によって異なることになります。
フラット35の買取型の方がよい場合
フラット35の買取型は、年収や頭金に比較的余裕がある人になるかと思われます。
買取型には@融資手数料が高くて金利水準が低いタイプと、A融資手数料は安くて金利水準が安いタイプがありますが、ノンバンクなどが多く取り扱っている@の方が実質的な金利は低い場合が多いです。
さらに、この@と保証型の金利を比較すると、現状は@の方が金利面では有利になると思われます。
なお、保証型の取扱い対象地域でない場所の住宅を取得する場合には、買取型しか選択の余地はありません。
買取型は全国全ての地域の金融機関等が取り扱っていますので、保証型より利用しやすいといえます。
フラット35の保証型の方がよい場合
保証型の特徴は、物件価格の最大100%まで利用できることや、収入基準が民間住宅ローン並みに緩やかであるということです。
これらの特徴から保証型の利用を優先的に 選択したい場合は次のような場合です。
■年収が少ないので、収入基準で買取型の利用が困難な場合
■頭金が極端に少なく物件価格等の10%未満しかない場合
ちなみに、借換えで利用する場合には、買取型では利用できませんので、保証型を選択することになります。 |