フラット35金利比較ガイド



フラット35と大手銀行のローンで有利なのは?

フラット35と大手銀行のローンで有利な方について

一般的に、フラット35が向いているのは、「将来の金利の上昇が不安だ」とか「住宅にかかる支出を固定化したい」、「借入れ時の諸経費はできるだけ低く抑えたい」というような人の場合です。

これとは反対に、「現在の低金利のメリットを受けたい」とか「夫婦共働きなので収入が多い」、「頭金が少ない」というような人の場合は銀行のローンが向いています。

最近では、フラット35と銀行ローンとの併用で金利を優遇する金融機関もありますので、固定金利と変動金利の両方のメリットをとるということも検討してみてもよいかもしれません。

どちらを選択するかについては、将来のライフプランの変化にも十分対応して返済していけるように、目先の金利や諸経費で判断するのは避けたいところです。

ちなみに、新築一戸建ての場合、手付金、中間金、残代金の支払内訳額によってつなぎ融資を受けなければなりませんので、その際にはつなぎ融資の利息や印紙税等の費用についても住宅ローンを選択する際には考慮しておきましょう。

関連トピック
モーゲージバンクについて

銀行などの一般の金融機関は、預金を集めてそれを原資に中小企業や住宅ローンの貸し出しを行いますが、モーゲージバンクは預金業務機能を持っていません。

モーゲージバンクは、ローン借入者が資金を受け取るのと同時に公庫へローン債権を譲渡します。そして、公庫がその債権を担保にした債券を投資家に売却するという仕組みで資金を調達しています。

つまり、モーゲージバンクというのは、住宅ローン専門の住宅金融専門会社で、いわゆるノンバンクの位置づけになっています。

このローンを証券化するという仕組みは米国では一般的で、全米の住宅ローンシェアのおよそ70%をモーゲージバンクが占めています。

日本でも2003年10月に公庫の証券化事業が開始されて以降、次々とモーゲージバンクが登場し、現在はフラット35の利用者のおよそ40%程度がモーゲージバンクからの利用者になっています。

ちなみに、モーゲージバンクごとに金利や事務手数料などのサービス内容は異なりますので、利用の際には十分比較検討するようにしましょう。

フラット35の対象になる住宅は?
モーゲージバンクとは?
金融機関によって金利が異なる理由は?
フラット35の技術基準とは?
公庫が廃止されたときのつみたてくんは?
フラット35と大手銀行のローンで有利なのは?
公庫融資との相違点は?
物件検査とは?
中古住宅の技術基準は?
住宅金融公庫が住宅金融支援機構になったら…
労働金庫を利用
親からの資金援助で提携ローンを利用
所得補償保険
提携ローンのメリットとデメリット
新築・中古物件の登録免許税
マイホーム取得に関連する消費税
固定金利選択型ローンの固定期間終了後
自治体融資の利用
融資を受けるときに担保を提供
不動産取得税が非課税
業種・職業の審査基準

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