フラット35の技術基準について
フラット35の対象住宅には、住宅の規模・企画、耐久性、維持管理、省エネ断熱などの技術水準が定められています。
この技術基準については、新築物件と中古物件では異なる基準になっているだけでなく、木造物件とマンションでも異なります。
木造建築の耐久性の基準
■湿気による腐食防止、防腐・防蟻措置
湿気で木材が腐るのを防止するため、小屋裏や床下に換気口を設けてあるかどうかとか、湿気がある木の部分にシロアリなどを防ぐ処理をしているかなどの基準があります。
■基礎の高さ
雨のはね返り防止のために必要な高さ、点検のしやすさなどから、地面からその上端までの基礎の高さが定められています。
マンションの維持管理の基準
■管理規約や長期修繕計画など
マンションが適正に運営されるように管理規約があるかどうかや、20年以上の修繕計画がきちんと作成されているかどうかといった基準があります。 |